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私自身、センター試験で80点しか取れず、英語が大嫌いで、英会話力もゼロの状態からスタートしました。
「英語ができるようになりたい!」
この想いを叶えるために、ゼロから第二言語習得論を学び、さまざまな勉強方法を試して完全初心者から全ての過程を経験してきました。
最終的には、英語が好きで得意になり、英語をペラペラに話せるようにまでなりました。
多くの時間とお金を費やし、たくさんの葛藤を経験しましたが、苦労したからそこ、英会話習得に共通する本質的な学習方法を見出すことができたと思います。
「英会話習得 完全バイブル」は、英語学習のガイドとして、初心者でも無理なく学べるように工夫されています。
あなたがこの本を読み終えたときには、英語の本質を理解し、具体的な学習法を身につけ、自信を持って英会話に挑戦できるようになるでしょう。
第1章: 英会話習得の基礎と本質
結論、英語ができるようになるために大事なことはたった2つだけです。
- 必要な学習量を行う
- 正しいやり方で行う
それぞれ詳しく説明していきますね。
❶ 必要な学習量を行う
「必要な学習量」とはいったいどのくらいなのでしょうか?
一般的に、英会話を含む英語習得には、一般的に約2,400〜2,700時間かかるとされています。
しかし、日本人の多くは中学や高校、また大学などですでに英語を勉強しているため、平均的な学習時間の累計は、約800〜900時間。
そのため、社会人が新たに英会話を習得するには、残りの約1,500〜1,900時間が目安となります。
毎日2時間勉強すると、最低でも2年以上がかかる計算ですね。
もちろん個人差はありますが、確実に言えるのは、英会話習得には継続的な努力が必要だということです。
まず前提として、必要な学習量なしに英語は上達しないことを理解しておきましょう。
❷ 正しいやり方で行う
英語習得に必要なことの2つ目は、「正しいやり方」で学習を行うことです。
「必要な学習量をこなしているのに、なかなか成果が出ない…」と悩んでいる方の多くは、間違った方向に努力をしている可能性が高いです。
以前の私も、目標に直結しない非効率な勉強法をがむしゃらに行っていました。
結果として、「頑張っているはずなのに、全然成果が出ない!」と悔しい思いをし、多くの時間とお金を浪費しました。
最終的には、「自分は結果も出せないダメな人間なんだ…。」と、自己嫌悪に陥りました。
これを読んでくださっている皆様には、同じ経験をして欲しくないです。
では、「正しいやり方」とは何なのでしょうか?
それは、目標と現状、そしてあなた自身の学習スタイルを掛け合わせて第二言語習得のプロセスに最適化した学習方法です。
具体的には、以下のポイントを押さえて学習を進めることが重要です。
- 具体的な目標を設定する
- 現状の把握
- 学習スタイルの最適化
- フィードバックと調整
それぞれ説明しますね。
① 具体的な目標を設定する
具体的な目標を立てることは、英語学習を進める上で非常に重要です。
目標がないと、どこに向かって学習を進めれば良いのか分からず、勉強方法も定まりません。
また、目標は英語学習のモチベーションにも大きく影響します。
以下の手順で具体的な目標を立ててみましょう。
- 目標達成までの期間を決める
- 実現可能な目標を設定する
- 達成が分かりやすい目標を立てる
詳しく説明します。
1. 目標達成までの期間を決める
目標を設定するときは、達成までの期間を明確に決めましょう。
期限を設けることで、学習にメリハリがつき、「ダラダラと勉強する」「後回しにする」といった事態を避けられます。
特に日常生活で英語を使う機会が少ない場合、英語学習の優先度はどうしても下がりがちですよね。
例えば、3ヶ月で300ページの参考書をマスターする目標を立てた場合、1ヶ月に100ページ、1日に約3ページを学習する計画が立てられます。
期限を設定すると、具体的なスケジュールを逆算して組めるので、効率的な学習が可能になりますよ!
長期的な目標を設定する際には、短期・中期的な目標も立てて、達成感を味わいながら学習を進めることがおすすめです。
2. 実現可能な目標を設定する
目標は達成可能なものでなければ意味がありません。
理想を高く持つことは大切ですが、現実的な範囲で設定しないと挫折しやすくなります。
例えば、英語初心者が1ヶ月以内にTOEICで900点を取るといった目標は無謀ですね。
このような目標では、達成できないことで自信を失い、英語学習自体が嫌になってしまいます。
私もたくさん経験しました笑
まずは、自分の現時点での英語力を客観的に把握し、それを基に3ヶ月から半年程度の期間で達成可能な目標を設定しましょう。
目標が実現可能であれば、達成に向けての意欲も湧いてきますね!
3. 達成が分かりやすい目標を立てる
目標は、なるべく達成できたかどうかがはっきり分かるものがおすすめです。
具体的には、次の2つの方法で目標を設定することが有効です。
- 合否がわかる目標
- なるべく数値化できる目標
英会話はなかなか数値化が難しいですが、例えば、「瞬間英作文で8割以上を瞬時に作れるようになる」など、なるべく数値化して目標を立てれるといいですね。
これらの目標は、達成の有無が明確なので、結果に対するモチベーションを維持しやすくなります。
逆に、「英語が話せるようになる」「TOEICのスコアをアップさせる」といった漠然とした目標では、結果が曖昧になりがちです。
また、英語学習の目標を立てる際には、具体的な期間、実現可能なレベル、達成が明確な目標を設定することが大切ですよ。
自分に合った目標を設定し、達成感を味わいながら学習を進めましょう。
英語学習は継続的な努力が必要ですが、正しい目標設定をすることで、効率的に学習を進めることができますよ!
②現状の把握
自分の現在の英語力を正確に把握することも欠かせません。
これにより、どの部分を重点的に強化すべきかが明確になりますよ。
現状を把握するために、以下の方法があります。
- 模擬試験を受ける
- プロのコーチからFBを受ける
- AIに判定してもらう
詳しく解説します。
1. 模擬試験を受ける
TOEICや英検などの模擬試験を受けて、客観的なスコアを把握しましょう。
最近ではオンラインで気軽に受けられるレベルチェックテストも増えてきていますね。
これにより、自分の英語力を客観的に評価することができます。
模擬試験は、どのスキル(リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング)に強みや弱みがあるかを知る手助けになりますよ。
2. プロのコーチからフィードバックを受ける
プロの英語コーチからフィードバックを受けることも有効です。
コーチはあなたの英語力を評価し、強化すべきポイントや効果的な学習方法を提案してくれます。
プロの視点からのアドバイスを受けることで、自分では気づかない改善点を見つけることができますよ。
3. AIに判定してもらう
最近では、AIを活用して英語力を判定するサービスも増えています。
例えば、AIがリスニングやスピーキングのテストを実施し、即座に評価とフィードバックをしてくれます。
これにより、自分の弱点を効率的に把握し、具体的な改善策を知ることができますよ。
③学習スタイルの最適化
そもそも、人それぞれ異なる学習スタイルを持っていることをご存知ですか?
自分の学習スタイルを認識し、それに合った方法を意識的に取り入れることで、質の高い効果的な学習を進めることができますよ。
具体的には、以下のような学習スタイルがあります。
- 視覚型(Visual)
- 聴覚型(Auditory)
- 体験型(Kinesthetic)
それぞれ説明します。
1. 視覚型(Visual)学習スタイル
視覚型の学習者は、文字や図表、映像などの視覚情報を通じて学ぶのが得意です。
- 想像力が豊かで絵が上手
- ノートをとる際、グラフや表を好む
- 視覚的刺激に気が散る
- 誰かが実際にやっているところを見て学ぶと早い など
視覚的な要素を多く取り入れることで、理解が深まります。
2. 聴覚型(Auditory)学習スタイル
聴覚型の学習者は、耳から入る情報を通じて学ぶのが得意です。
- 口頭での説明で理解するのが得意
- リズムや声のトーンに敏感
- 話しかけられたり、騒がしいところでは集できない
- ノートをとるより、音で聞くことを好む など
講義を聞いたり、音声教材を利用したりすることで、効果的に学習できます。
3. 体験型(Kinesthetic)学習スタイル
体験学習者は、実際に手を動かしたり体験を通じて学ぶのが得意です。
- 体を動かすのが得意
- じっとしているのが苦手
- 体を使って表現するのが好き
- 自分でやってみて学ぶのが早い など
実践的な活動を取り入れることで、理解が深まります。
自分の学習スタイルを見つける方法
自分の学習スタイルを見つけるためには、いくつかの方法があります。
以下に簡単にできる学習スタイルを知る方法を2つ挙げますね。
- 自己分析
これまでの学習経験を振り返り、どの方法が一番効果的だったかを考えます。 - 学習スタイル診断テスト
オンラインで提供されている学習スタイル診断テストを受けてみましょう。
自分の学習スタイルを認識し、それに合った学習方法を取り入れることで、効率的に学習を進めることができます。
視覚、聴覚、体験、などのスタイルを理解し、最適な学習方法を見つけましょう。
これにより、学習の質が向上し、効果的に英語力を伸ばすことができますよ。
⑤フィードバックと調整
学習を進めていくと、もともと立てた計画から状況が変わることが多々あります。
したがって、定期的に自分の学習の進捗を確認し、必要に応じて方法を調整することが重要です。
自分を客観的に見て、フィードバックを受けることで、自分の弱点を把握し、改善することができますよ。
この積み重ねが英語力を向上させ続けるためのコツです。
フィードバックを受ける方法として、以下の2つがあります。
- 定期的な自己評価
- 他者からのフィードバック
それぞれ説明します。
1. 定期的な自己評価
毎月自分の進捗を確認し、目標達成度を評価しましょう。
自己評価を行うことで、どの部分がうまくいっているのか、どこを改善する必要があるのかが明確になります。
- 学習日記をつける
- 定期的に模擬試験を受ける
- スキルごとに達成度をチェックリストで確認する
- オンライン英会話の録画を確認する
- 自分の発音を録画し、復習する
意識的に自分を振り返る時間を確保し、そのポイント改善していきましょう。
2. 他者からのフィードバック
友人や講師からのフィードバックを受けることで、自分では気づかない改善点を見つけることができます。
プロの視点からのアドバイスを受けることも非常に有効ですよ。
- 定期的に講師との個別セッションを設定する
- 英語を話す機会を増やし、友人からの意見を聞く
- 英語コーチングを受け、確実に正しい方向に調整してもらう
以上のポイントを意識して学習を進めることで、効率的に英会話を習得することができます。
私が大切にしている考え方のひとつに、
「昨日の自分より今日の自分になる」
があります。
英語学習はすぐに結果が出るのではなく、地道な努力の積み重ねが段々と形になっていきます。
焦らず、少しずつ改善し、成長を実感していくことで、必ず成果が現れるはずです。
定期的な自己評価と他者からのフィードバックを通じて、常に学習方法を改善し、効果的な学習を実現しましょう。
第1章:まとめ
英語学習の本質は、必要な学習量をこなし、正しいやり方で学習することに尽きます。
この章では、英語学習における重要なポイントを詳しく説明しました。
まず、英会話を習得するためには、約2,400〜2,700時間の学習が必要であり、日々の学習の積み重ねが重要です。
ただ多くの時間を費やすだけでなく、効率的に学習するために、自分に合った学習方法を見つけることが大切ですね。
具体的な目標設定、現状の把握、自分の学習スタイルの認識、そして定期的なフィードバックと調整を行うことで、効果的に英語力を伸ばすことができます!
第2章:英語を構成する3つの知識
続いて第2章では、英語という言語についてより深く理解していきましょう。
前章で述べたように、英語学習では自分自身の現状を分析し、適切に調整していくことが必要です。
しかし、具体的にどのように調整するのが良いか、明確でないことが多いでしょう。
英語という言語そのものへの理解を深めることで、効果的な学習戦略を立てることができます
英語の3つの構成要素
英語の構成要素とは何でしょうか?
実は、英語はたった3つの知識で構成されています。
- 単語知識
- 文法知識
- 発音知識
これらの要素が相互に関わり合い、英語の総合力を作っています。
各要素をしっかりと学ぶことで、英語力を効果的に高めることができますよ!
それでは、これらのスキルがどのように構成されているかみていきましょう。
1. 単語知識
英語を学ぶ上で、単語知識は最も基本的で重要な要素です。
単語がなければ、文章も会話も成り立ちません。
例えば、次の例文を見てみましょう。
例文)She is reading a book.
この文章は以下の単語で構成されています。
- She(彼女)
- is(〜である)
- reading(読んでいる)
- a(一つの)
- book(本)
この例文の単語の意味がわかれば、文章全体の意味を何となく推測できます。
反対に、単語の意味がわからなければ、文章の意味を理解することは難しいでしょう。
つまり、単語知識は英語を理解し、使うための基礎となります。
2. 文法知識
文法は、英語を正確に理解し、使うためのルールです。
文法知識がなければ、言いたいことが相手に正確に伝わらず、誤解を招いてしまいます。
文法の重要性をスポーツに例えて説明しましょう。
例えば、サッカーをする時、ルールを知らなければ正しくプレーすることはできませんよね。
どんなにドリブルやシュートが上手でも、ルールを知らなければサッカーというゲームは成り立ちません。
英語の文法も同じです。
正しい文法を知らなければ、どんなに多くの単語を知っていても、相手に正しく伝わらなかったり、誤解を招いたりします。
以下の例文を見てみましょう。
例文)While he was singing, I was dancing.
文法を知らないと、この文が以下のどれでも解釈できてしまします。
- 「彼が歌っている間、私は踊っていた」
- 「私が踊っている間、彼は歌っていた」
- 「彼が歌って、その後一緒に踊った」
これらの解釈の中で正しいのは、「彼が歌っている間、私は踊っていた」です。
文法知識がないと、この違いを理解することができず、また正確に伝えたいことが伝わらないでしょう。
このように、文法は英語を正確に使うための基盤です。
しっかりとした文法知識を身につけることで、正確に相手の意図を理解し、伝えたいことを伝えることができるようになりますよ。
3. 発音知識
発音は、相手の英語を理解し、伝わる英語を話すために欠かせません。
英語は、リーディングやライティングのように文字で書かれた形もあれば、リスニングやスピーキングのように音で伝えられるものもあります。
音で伝えられるものを理解し伝えるには、発音の知識と実際に伝わる発音を身につけることが必要不可欠です。
まずは、各単語の音を知り、実際に言えるようになることが基本です。
例えば、以下の単語の発音を見てみましょう。
- he (hi)
- is (ɪz)
- driving (draɪvɪŋ)
これらの単語の発音を正確に覚えるために、「発音記号」を理解することが重要です。
発音記号は、英語の音を表す特別な記号で、これを読めるようになることで、正確な発音を学ぶことができます。
次に、音の変化や脱落のルールも理解する必要があります。
英語を聞いた時、知っている単語で構成されているはずなのに、全然聞き取れないという経験はありませんか?
例えば、”tell me about it” というフレーズを考えてみましょう。
発音記号に沿った音であれば “tel miː əˈbaʊt ɪt” ですが、実際には “ˈtelmi(j)əˌbaʊdɪ(t)” と発音されます。
このような音の変化や脱落があるため、いくら単語の発音を知っていても、英語を聞き取ることが難しくなります。
これを理解するためには、以下のような知識が必要です。
- 音の変化
音が連続して発音されるときに、音が変わることがあります。 - 音の脱落
音が省略されることがあります。
これらの発音ルールを理解することで、英語のリスニングとスピーキングのスキルが向上します。
単語を知っているはずなのに聞き取れないことに悩んでいる方は、上記2つの知識をまず身につけましょう。
発音知識をしっかりと身につけることで、英語のコミュニケーションがスムーズになり、自信を持って話すことができるようになりますよ。
第2章:まとめ
第2章では、英語を構成する3つの知識である単語知識、文法知識、発音知識について説明しました。
これらの要素は、英語を効果的に学習し、使いこなすための基本となります。
それぞれの要素をバランスよく学ぶことで、英語の総合力を高め、コミュニケーション能力を向上させることができます。
次章では、これらの知識をさらに深め、具体的な学習方法について探っていきましょう。
第3章: 実践的な英語力を身につける
第2章では、英語の構成要素「単語知識、文法知識、発音知識」について、これらが英語学習の基盤になることを理解しました。
この章では、これらの基盤を使いこなし、実際に英語を使う能力を高める方法を具体的に解説します。
英語を使う目的はこれ!
英語を学ぶ最終的な目的は、実際に英語を使って話したり、聞いたり、読んだり、書いたりすることです。
そのためには、次の3つの知識が重要です。
- 単語の知識
- 文法の知識
- 発音の知識
しかし、これらの知識だけを知っていても、それを実際に使えなければ意味がありません。
そこで、「英語を使う」とは、「これらの知識を使って、実際に英語を理解し、自分の考えを表現する能力を身につけること」と考えます。
英語を使うためには、インプットとアウトプットの両方が必要です。
- インプット:読むこと、聞くこと
- アウトプット:書くこと、話すこと
この2つのスキルは、それぞれ別々の方法でトレーニングすることが効果的です。
例えば、TOEICの点数は高いけれど話せないという人は、インプットはできていても、アウトプットの練習が足りていない典型的な例ですね。
ここで重要なのは、インプットなしにアウトプットはできないということです。
英会話力を上げるためには、まずはインプットをしっかりと行い、それをアウトプットとして使う順番で練習することが効果的でしょう。
「英語を使う」とは、英語の3つの要素である単語の知識、文法の知識、発音の知識を適切に実践の場で使うことです。
したがって、英語を使う力を身につけるために、読むこと、聞くこと、書くこと、話すことの4つのスキルをバランスよく身につけることが必要です。
次に、それぞれのスキルをより明確に理解するために、各スキルの具体的な学習方法について見ていきましょう。
リーディングスキルを伸ばす学習法
リーディングは、書かれた英語を読み、その意味を理解することです。
リーディングスキルを向上させるためには、以下の方法が有効です。
例文)”I have a cat.” (私は猫を飼っています。)
この英文を読むとき、最初に単語の意味を一つずつ理解します。
例えば、”I”(私)、”have”(持っている)、”a”(一匹の)、”cat”(猫)です。
一つ一つの単語を理解し、その順番で並んでいる理由を文法の知識で理解します。
こうして一つ一つの単語の意味と文法を使って、文章全体の意味を理解します。
リーティングスキルの向上には、単語と文法知識が欠かせませんね。
最初は意識して単語や文法知識の確認を行いますが、この作業を続けることで徐々に無意識にできるようになります。
最終的には、文章を読むだけで自然に意味を理解できるようになることが目標です。
リスニングスキルを伸ばす学習法
リスニングは、英語の音声を聞いて意味を理解することです。
リーディングと同様に、単語と文法の知識が必要ですが、リスニングには特に発音の知識と音を理解する瞬発力も求められます。
例えば、以下の例を見てみましょう。
例文)”I like apples.” (私はりんごが好きです。)
ネイティブスピーカーは、 “I like apples” を滑らかに、ほぼ一息で発音します。
このとき、単語と単語の間の音が連結し、「I like apples」が「アイライキャッポウズ」のように聞こえることがあります。
したがってこの文を理解するためには、音のつながりや省略を知っておく必要があります。
加えて、音を聞き取れても意味をすぐに理解できないパターンもあります。
英語の意味理解の瞬発力を鍛えるために、以下の方法が効果的でしょう。
スラッシュリーディング
短い区切りで英文を読む練習をします。
例えば、I bought an apple, / but / I forgot to eat it.(私はりんごを買ったが、 / 食べるのを忘れた。)
といったようにスラッシュで区切って読むことで、文章の構造を理解しやすくなります。
音声を聞く際に自然な区切りで意味をとらえやすくなりますよ。
リピーティング
音声を聞いた後、同じ文を繰り返す練習です。
発音を真似しながら、意味も理解できるようになります。
シャドーイング
英語の音声を聞きながら、すぐにその音を繰り返します。
これにより、音の流れやイントネーションを身につけ、理解力も高まります。
リスニングスキルを向上させるためには、単語と文法の知識に加え、発音の知識と音を理解する瞬発力が必要です。
リピーティングやシャドーイングを取り入れて、音のつながりや省略を学びながら、リスニング力を高めましょう。
ライティングスキルを伸ばす学習法
ライティングは、自分の考えを英語で書くことです。
これを通じて、英語の知識を取り出し、文章を自ら作る力を鍛えることができますよ。
以下の方法を実践することで、ライティングスキルを向上させられます。
自分の考えを英語で表現する
まずは、自分の考えを英語で表現できるようになりましょう。
単語と文法の知識を使って文章を作成します。
自分の知識で対応できない場合は、辞書やインターネットで調べて文章を完成させます。
例文)I think English is an interesting language.(英語は面白い言語だと思う。)
このようなシンプルな文章から始めて、少しずつ複雑な文章を書けるようにしましょう。
この積み重ねで、自然に知識を取り出し英語のアウトプットができるようになります。
同じアウトプットの練習なので、ライティングの練習を続けることで、スピーキングにも役立ちますよ。
また英語で考え、表現する力が養われるため、話す際にも自信を持つことができます。
スピーキングスキルを伸ばす学習法
スピーキングは、自分の意見を英語で話すことです。
スピーキングスキルを向上させるためには、以下の方法が有効です。
1. 自分が言いたいことを英語で構成する
ますは、何を言いたいのかを簡単な英語でまとめましょう。
例えば、コーヒーを注文したい場合には、以下のように言います。
例文)”Can I have a coffee, please?” (コーヒーをお願いします。)
2. 発音の練習をする
この例文を使って、発音の練習を行います。
発音記号や音のつながりを学び、自分の発音を改善しましょう。
例えば、「Can I」の音のつながりや、「please」の発音に注意して練習します。
スピーキングスキルを向上させるためには、自分が言いたいことを英語でまとめ、それを繰り返し発音練習することが重要です。
発音の練習を通じて、英語を聞き取る力も向上します。
これにより、英語でのコミュニケーションがスムーズになり、自信を持って話せるようになりますよ。
第3章:まとめ
第3章では、英語のリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの各スキルを向上させる具体的な方法を紹介しました。
英語を使うためには、知識を身につけるだけでなく、それを実際に使う能力を高めることが重要です。
これらの方法を実践し、英語力を総合的に向上させましょう。
第4章:モチベーションを保つコツ5選
英語学習を続けるには、モチベーションを維持することが非常に重要です。
なぜなら、英語力はすぐには向上せず、小さな日々の積み重ねの結晶だからです。
ここでは、学習のモチベーションを保つための方法を紹介していきます。
具体的には以下の5つです。
- 具体的な目標を設定する
- 学習の進捗を記録する
- ご褒美を設定する
- 自分に合った方法で学習する
- 学習仲間やコミュニティを活用する
それぞれ解説します。
❶ 具体的な目標を設定する
モチベーションを保つには、第1章の「具体的な目標を設定する」で紹介した通り、明確な目標を立てることが重要です。
目標を設定することで、学習の方向性が明確になり、モチベーションを保ちやすくなります。
目標は短期、中期、長期の3つに分けて設定すると効果的です。
- 長期目標
「1年後に英語でニュースを理解できるようになる」などの長期的な目標を設定します。 - 中期目標
「3ヶ月後に簡単な会話ができるようになる」など、少し長い期間で達成を目指す目標を立てます。 - 短期目標
「今週中に新しい単語を10個覚える」などの短い期間で達成できる目標を設定します。
❷ 学習の進捗を記録する
進捗を記録することで、学習の成果を実感しやすくなり、モチベーションが高まります。
- 学習日記をつける
毎日何を学んだか、どれくらいの時間勉強したかを記録します。 - チェックリストを作成する
学びたいことや目標をリスト化し、達成したらチェックを入れるようにします。
❸ ご褒美を設定する
目標を達成したときに自分にご褒美をあげることで、モチベーションを維持しやすくなります。
- 小さなご褒美
短期目標を達成したら好きなお菓子を食べる、映画を見るなど。 - 大きなご褒美
長期目標を達成したら旅行に行く、新しい服を買うなど。
❹ 自分に合った方法で学習する
興味のあるテーマや方法で学習することで、楽しく学べるようになります。
- 興味のあるトピックで学ぶ
スポーツ、音楽、映画など、自分が興味を持っているテーマを英語で学びます。 - 完璧主義を捨てる
計画通りに進まない場合は、別の学習方法を試してみます。
例). オンライン英会話の代わりに英語のライティングを行う など。
❺ 学習仲間やコミュニティを活用する
一緒に学習する仲間やコミュニティがいると、励まし合いながら学習を続けることができます。
- スタディパートナーを見つける
友達や同僚と一緒に学習することで、お互いにモチベーションを高め合います。 - オンラインコミュニティに参加する
英語学習者のコミュニティに参加して、情報交換や励まし合いを行います。
挫折を乗り越える4つの秘訣
英語学習には挫折がつきものです。
しかし、困難に直面した際にどう対処するかで成果が大きく変わります。
以下に挫折を乗り越えるための4つの方法を紹介します。
①完璧主義を捨てる
日本人の特徴として、失敗を極端に恐れる傾向があります。
しかし、言語はあくまでもコミュニケーションのツールです。
間違っても、伝わることが一番大切です。
もしうまく表現できなかったとしても、次にできるようになれば、あなたの英語力はどんどん伸びていきます。
完璧主義を捨てて、自分に優しく、ポジティブに学習を続けましょう。
②小さな成功体験を積む
毎日の積み重ねが成果を生みます。
たとえ上手く英語で話せなかったとしても、今日も英語に触れた自分を褒めてあげてください。
- 毎日短い時間でも、できることで英語に触れる
- すぐに使えそうなフレーズを覚え、実際に使ってみる
- 継続ができた自分を褒める
③学習を習慣化する
毎日同じ時間に学習することで、継続がしやすくなります。
例えば私の場合、毎朝8:30にオンライン英会話を予約していました。
初めは眠くて嫌だと感じる時もありましたが、続けるうちに自然と習慣になりました。
- 自分に合った学習時間を見つける
- 毎日決まった時間に学習を取り入れる
- リマインダーを設定する
- 既存のルーティンに繋げて、英語学習をする
④ポジティブな思考を持つ
英語学習は、地道な成長の過程を楽しむことが重要です。
学習のさまざまなプロセスで、意識的に前向きに捉え直しましょう。
- 成長の過程を楽しむ
- 学習の進捗を記録し、自分の成長を確認する
- ポジティブな言葉を自分にかける
とにかく完璧主義を捨て、失敗を恐れずに学び続けましょう。
小さな成功体験を積み重ね、学習を習慣化することで、英語力は着実に向上します。
ポジティブな思考を持ち、自分の成長を楽しみながら学習を続けましょう!
終章:あなたが英語学習をやるべき理由
ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。
最後に、私から英語を学ぶことの素晴らしさをお伝えしたいと思います。
私自身、英語で人生を変えました。
今では信じられないと言われますが、元々はこんな人間でした。
- 将来やりたいこともない
- 自分に目立ったスキルもない
- 英語は大の苦手
- 自分に自信がない
- 常にオドオドして意見も言えない
しかし、英語を学び始めてから、自分の日々の成長過程を楽しみながら少しずつ自信を持てるようになりました。
英語でコミュニケーションが取れるようになると、会話できる範囲が日本から世界中に広がり、劣等感の塊だった自分を認めてくれる人たちに出会いました。
自分自身を認められるようになり、現在は世界中の人とコミュニケーションを取ることで、世界の視点で日本を見れるようになりました。
視野が広がり、日本国内だけでなく、世界中にやりたいことの可能性が広がりました。
ちなみに、絶賛海外移住を検討中です笑
このように英語学習は、単なる言語習得にとどまらず、あなた自身を好きになるきっかけを与え、人生を豊かにしてくれます。
英語を学ぶことで、新しい友達ができ、仕事の幅が広がり、様々な文化に触れるきっかけも与えてくれます。
英語学習の旅は終わりがありません。
正直、一度英語を好きになったら、一生英語と付き合うことになるでしょう。
しかし、その過程で得られるものは計り知れません。
あなたの努力と情熱が、未来の可能性を無限に広げてくれます。
とにかく完璧を目指さず、小さな一歩一歩を楽しむことが大事。
私が英語で人生を変えたように、あなたも英語で新しい世界を切り開き、ワクワク溢れる人生を作っていきませんか?